グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  院長ブログ >  経口補水療法 (5)

経口補水療法 (5)


イオン水濃度と同時に飲ませ方も経口補水療法のポイントです。脱水を予防するためには、嘔吐が続いているときでも、経口補水療法を開始しなければなりません。そこで、最初は小さじ一杯程度の少量を、5-10分毎などこまめに与えることから始めます。5-6回与えて嘔吐がなければ1回量を倍にするなど、少しずつ1回量を増量します。すなわち、嘔吐が続いているときは、嘔吐しない程度に1回量を調整することがポイントです。また、経口補水の開始から6時間程度で体重が10kg程度の乳児で500ml以上を飲ませる必要があります。