グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  院長ブログ >  湿疹や皮膚の痒みで受診した子どもの診察

湿疹や皮膚の痒みで受診した子どもの診察


湿疹や皮膚のかゆみで受診した子どもの診察のポイントは正確に皮膚の変化を把握することです。正常な皮膚に比較して、皮膚が赤いのか、熱を持っているのか、乾燥しているのか、ザラザラしているのか、皮膚が硬いのか、などを確認して診断と治療法を考えます。すなわち皮膚の評価は見た目の視診と触った感じの触診が重要です。乾燥した硬い皮膚は慢性の皮膚炎であり、治療には強めのステロイド軟膏を長期に使用する必要があります。とくにアトピー性皮膚炎が疑われる患者さんは、湿疹が慢性化しやすい首と肘と膝の関節部分の視診と触診は重症度と治療方針の決定に欠かせません。