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アレルギー基礎講座5 新薬の問題点


オマリズマブとデュピルマブとウパダシチニブなどの新薬にも欠点があります。一つは画期的な新薬のために、高額な薬剤であることです。二つ目は、定期的な投与が必要なことです。投与を中止すると喘息やアトピー性皮膚炎が再び悪化することがあります。三つ目は、オマリズマブとデュピルマブは皮下注射のために痛みを伴うことです。ウパダシチニブは経口ですので、痛みはないのですが、投与開始前に結核やウイルス肝炎などの病気が潜んでいないかの検査が必要です。