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アレルギー基礎講座 13 幼児の食物アレルギー


乳児期に比べて、幼児期には「木の実類」と「魚卵」によるアレルギーがよく見られます。
木の実類は「クルミ」や「カシューナッツ」がアレルギーの原因となることが多いですが、「アーモンド」や「マカダミアナッツ」によるアレルギーもまれにあります。
木の実類アレルギーの特徴として、皮膚のかゆみや赤み(蕁麻疹)、呼吸困難、血圧低下などの重篤なアレルギー反応が起こることがあり、これをアナフィラキシーと呼びます。また、「クルミ」と「ペカンナッツ」や「カシューナッツ」と「ピスタチオ」のように、似たタンパク質を含む木の実間で交差反応が起こることがあります。ピーナッツは木の実類ではなくて豆類です。クルミやカシューナッツと交差反応を起こすことはありません。