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TOP >  院長ブログ >  溶連菌感染症

溶連菌感染症


昨年末から溶連菌感染症が大流行をしています。迅速診断キットが入手困難なために迅速診断ができない状況です。
今回は溶連菌感染症を解説します。
A群β溶血性連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)によって引き起こされる溶連菌感染症は、主に子どもに見られ、喉の痛みや発熱や発疹などの症状を引き起こします。診断は喉の塗抹検査や迅速抗原検査により行われ、ペニシリンやアモキシシリンなどの抗生物質で治療されます。合併症には急性リウマチ熱や急性糸球体腎炎があり、ウイルス性咽頭炎や伝染性単核球症など他の疾患との鑑別が必要です。