グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  院長ブログ >  花粉飛散と皮膚炎の悪化(3)

花粉飛散と皮膚炎の悪化(3)


スギ花粉症の患者さんにおいて、花粉飛散期に皮膚炎(特にアトピー性皮膚炎など)が悪化するケースはよく見られます。以下に、皮膚炎悪化の原因と対策を解説します。

原因は、
スギ花粉の飛散時期(冬~早春)は、空気が乾燥しており、気温差も大きい季節です。乾燥と寒暖差は皮膚の水分を奪い、バリア機能が弱まることで外部刺激(花粉など)への感受性が高まります。

対策は、
室内の湿度を40~60%に保つ(加湿器の使用など)。
保湿剤をこまめに使用し、肌を乾燥から守る。
洗浄剤は刺激の少ないものを選び、ぬるま湯で洗う。