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子どもの喘息とペット飼育3


今回は、喘息を発症した子どもが、犬や猫に対する感作(特異的IgEの上昇)が判明した場合の対応方法について解説します。

犬や猫に対いて感作がある喘息児にとって、犬・猫との生活は喘息や鼻炎の症状が悪化するリスクが高く、原則は飼育中止が望ましいです。
それが困難な場合は、寝室隔離、清掃徹底、空気清浄機の使用、ペットの衛生管理などを総動員してアレルゲン曝露を最小化する必要があります。

具体的には
寝具へのアレルゲン付着を防ぐため、寝室には絶対に入れないようにします。
カーペットや布製ソファは避けて、フローリングにして掃除機で毎日掃除しましょう。
ペットと接した後は、衣服を着替え・手洗い・うがいを行います。