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ステロイド軟膏の使い分け2


今回はステロイド軟膏の使い方と問題点を解説します。

◆ ストロンゲスト
顔や首などの皮膚が薄い部位には基本的に使用を避け、体幹や手足の限られた部位に短期間だけ使用することが一般的です。
副反応は皮膚の菲薄化や赤ら顔、皮膚感染などの副反応が出ることがあります。

◆ ベリーストロング
顔には基本的に使わず、体幹や四肢など皮膚が比較的厚い部位に使用されます。
副反応は皮膚の菲薄化やステロイドざ瘡などが注意点です。

◆ ストロング
体感と四肢の皮膚炎に比較的安心して使えます。顔に短期間使用することもあります
副反応は長期間同じ部位に使い続けると皮膚が薄くなったり、毛細血管が拡張したりすることがあります。

◆ ミディアム
顔や首など皮膚が薄い場所にも比較的安全に使用できます。
副反応は少ないですが、長期間使えば皮膚が菲薄化することがあります。

◆ ウィーク
比較的安全性が高く副反応はまれですが、適応はごく軽症な皮膚炎です。