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子どもの特発性蕁麻疹


夏になり蕁麻疹で受診する子どもが増えています。
蕁麻疹(じんましん)は、皮ふに赤くふくらんだ発疹が急に出て、強いかゆみがある病気です。数時間から1日以内に消えることがほとんどです。
皮ふの中のヒスタミンという物質が急にたくさん出ることで、血管が広がり、赤く腫れたりかゆくなります。
特発性蕁麻疹は、明確な原因が特定できない蕁麻疹を指します。通常は急性(6週間未満)と慢性(6週間以上続く)に分類されます。

特発性蕁麻疹では原因が特定できないのが特徴ですが、以下のような要因が関与することがあります。
急性特発性蕁麻疹の考えられる誘因として
・かぜなどのウイルス感染(最も多い原因)
・気温差、汗、摩擦、日光などの物理的刺激
・ストレス・疲労     などがあります。
慢性特発性蕁麻疹の考えられる要因としては自己免疫異常(自己抗体の存在)があります。