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子どもの呼吸機能検査の問題点


呼吸機能検査(フローボリューム曲線)は「呼吸器疾患の有無」を直接示すものではなく、努力性呼吸のパフォーマンス に強く依存します。そのため、呼吸器疾患がなくても異常パターンに見えてしまうことがあります。今回は、子どもの呼吸機能検査の問題点を解説します。

まずは、
子どもの協力不足・努力不十分により、十分な吸気・呼気の努力ができず、曲線が小さく描かれてしまうことがあります。
さらに
努力呼出中に咳が出たり、声が出てしまうと、曲線に急激な落ち込みや乱れが生じます。
パターンとしては、 呼気下降脚にギザギザや途切れが入るので、喘息と誤解される可能性があります。