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子どもの喘息診療における呼気中一酸化窒素測定の臨床的意義2


子どもの喘息診療における臨床的意義を解説します。

(1) 診断補助
小児喘息の診断は症状や呼吸機能検査のみでは確定が難しいことがあります。FeNO値が高い場合は好酸球性気道炎症の存在を示唆し、喘息診断を支持する根拠となります。

(2) 治療反応性の予測
FeNO高値の患児では吸入ステロイド薬(ICS)による治療効果が期待できることが知られています。つまり、ICSが有効なタイプの喘息かどうかを判断する指標となり、治療方針の選択に役立ちます。