アレルギー性鼻炎と副鼻腔炎の密接な関係3
最後に好酸球性副鼻腔炎について解説します。
成人や高学年の小児では、アレルギー性鼻炎と同様のアレルギー性炎症を背景とした好酸球性副鼻腔炎を発症することがあります。好酸球性副鼻腔炎は、従来の慢性副鼻腔炎とは異なり、アレルギー性炎症(Th2型炎症)を背景とした難治性疾患です。
症状の特徴は
・鼻茸や粘膜浮腫により両側性の強い鼻の閉塞感
・ 嗅覚障害(においが分からない)
「風邪のあとに戻らない嗅覚障害」や「食事の味がしない」などが典型的な症状です。
・約半数以上の患者が気管支喘息を合併
「鼻と気管支が連動して悪くなる」ことが多く、鼻閉・嗅覚障害の悪化期に喘息症状も増悪する傾向があります。
成人や高学年の小児では、アレルギー性鼻炎と同様のアレルギー性炎症を背景とした好酸球性副鼻腔炎を発症することがあります。好酸球性副鼻腔炎は、従来の慢性副鼻腔炎とは異なり、アレルギー性炎症(Th2型炎症)を背景とした難治性疾患です。
症状の特徴は
・鼻茸や粘膜浮腫により両側性の強い鼻の閉塞感
・ 嗅覚障害(においが分からない)
「風邪のあとに戻らない嗅覚障害」や「食事の味がしない」などが典型的な症状です。
・約半数以上の患者が気管支喘息を合併
「鼻と気管支が連動して悪くなる」ことが多く、鼻閉・嗅覚障害の悪化期に喘息症状も増悪する傾向があります。