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気管支喘息治療における吸入ステロイド薬の役割3


吸入ステロイド薬の第一の問題点は、アドヒアランス(服薬遵守)です。
吸入ステロイド薬は発作がなくても、発作を予防する目的で毎日続ける薬ですが、「症状がないから」と保護者の判断で中断してしまうケースが少なくありません。吸入操作が難しいことや、特に乳幼児ではスペーサーの使用に時間や手間がかかることも、継続の妨げになることがあります。

喘息の予後や正常な呼吸機能の維持のためには、吸入ステロイド薬の早期導入+正しい吸入技術+継続が、大切です。
減量や中止は症状スコアや呼吸機能検査などの客観的な指標をもとに行うことが求められます。