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TOP >  院長ブログ >  デュピルマブと好酸球性副鼻腔炎

デュピルマブと好酸球性副鼻腔炎


今回は、デュピルマブが有効な好酸球性副鼻腔炎について解説します。

この病気は
・鼻づまりが強い
・においが分かりにくい(嗅覚障害)
・鼻の奥にポリープ(鼻茸)ができる
・気管支喘息を合併しやすい  などの特徴を有する難治性の副鼻腔炎です。

デュピルマブが投与できる条件は
・ステロイド治療や手術を行っても再発する
・鼻茸が大きい、あるいは嗅覚障害が強い
・喘息を合併している  といった「通常治療で改善が難しいケース」が対象になります。

デュピルマブが有効な場合は、
・鼻詰まりが改善して嗅覚が戻る
・ステロイド内服や再手術の必要性が減少する といった効果が確認されています。