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気管支喘息とアレルギー性鼻炎と犬と猫の飼育


気管支喘息やアレルギー性鼻炎と犬と猫の飼育について解説します。

すでに気管支喘息やアレルギー性鼻炎を発症している場合は、
猫は最もアレルギー反応を起こしやすい動物アレルゲン(Fel d 1 が強力なアレルゲン)です。
その理由は、猫アレルゲンは極めて細かく、空中浮遊時間が長いので、環境中に広がりやすく、衣服や家具にも付着しやすいためです。
喘息・アレルギー性鼻炎のある子どもには、猫の飼育は“非推奨”です。

犬のアレルゲン(Can f 1 など)は猫ほど空中に舞いやすくないため、猫よりは曝露量が少ない傾向にありますが、犬に対する感作がある(IgEが上昇している)場合は喘息悪化・鼻炎悪化のエビデンスは明確です。
すでに喘息や鼻炎がある子どもでは“慎重に検討”が必要です。特に、感作が証明されている場合は悪化リスクが高いため、原則は控えるのが安全です。